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猫の背中は笑いのツボか

我慢しようとこらえても、いえ、むしろ我慢すればするほど止まらなくなってしまうのが笑い。この真面目な時間に笑っちゃいけないと押しとどめようとすればするほど何故かぷはーっとビールの泡のごとく溢れてくるのが人の笑い。

ピアノのレッスン中、愛猫まろはよくグランドピアノの下にもぐっています。
例によってピアノの下でぐうすか寝ていたまろがやおら出てきてピアンの脇にある足台の上で爪とぎを始めました。顔は明らかに怒っていて「まだレッスン終わらないの?!もうおしまいでしょ、遊んでッ!」と、目は三角でかまってもらえない不満オーラが全身から出ています。ご不満猫はそのうち足台の上でこちら側に背中を見せ、あてこすりストライキ座りを始めました。

そう、この背中です。コイツがピアノの脇でいかにもツンとした背中を見せて座っているのです。
まろ背中

レッスン中だった小4のK君に「まろ、背中見せてアレすっごい怒ってるのよ」と説明し、K君はふーんと猫の背中を私と一緒にしばし眺めていました。

さて、背中ストライキ猫はほおっておいてピアノピアノ、と弾き始めようとした途端「ク‥‥クククッ・・ぶはははは~ッ!」と鍵盤に手を乗せたまま笑い出したK君。背中向けて拗ねた猫の姿がよほど可笑しかったのでしょうね。
弾こうと集中したはずなのに何故かその瞬間笑いのスイッチに刺激が届いてしまったらしく、もうこうなるとこらえようとしたところで笑いは止まらず。
「あのね、学校でもね‥‥ククク・・」とあどけない笑いにお話も始まり、ピアノを弾くどころではありません。子供の可愛らしい笑い声を無理やり止める理由も無く、そして笑いは伝染し・・。

発表会後のほんわかレッスンの一コマでした。
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