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「禁止令」

こんにちは。
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。

昨日は月イチで受講している心理カウンセリング力養成基礎講座の日でした。
交流分析、感情処理、再決断療法といった手法を学んでいますが、心のしくみやからくりを知ることだけでも人生ずいぶんと楽になっていきます。

で、今日のからくり。
いつもこんな場面になると上手くいかない、不安を感じる、寂しさや虚しさがつきまとって無気力になる、逆に頑張り過ぎてしまう・・
こういったネガティブな自分に影響を与えているのが禁止令です。
心のブレーキとも言えるでしょう。
1976年にグールディング夫妻によって「12の禁止令」としてまとめられ、その後お弟子さんであるジョン・マクニールによって「25の禁止令」とされました(「交流分析にもとづくカウンセリング」倉成宣佳)。

例えば・・・その①
毎日一生懸命にピアノの練習を重ね、周囲からはよく頑張ってるねーと言われながらいざ発表会本番で弾きます。上手!素敵な演奏!よく弾けたね!と沢山の人に言われて本人もニッコリ・・・・・かと思いきや、周囲の称賛をよそに、満足どころか、これじゃダメ!まだまだだわ、全然弾けていない、明日からはもっと練習頑張らなくちゃ・・。
こんな人にかかっているブレーキが「成功を感じるな」の禁止令でしょう。
実際にはそれなりの結果が出ているのに達成感が得られず、いつも次へ次へと必要以上に頑張り続けてしまう。成功すると悪いことが起きそう、みたいな感覚も。

その②
ねえねえ~っと近寄ると一瞬「うっ」と身体を引く人。上体が後ろにのけぞるような感じになる人。これはなんとなく私の周囲に多くいそうですし、又私自身も思い当たる節があるものです(^^ゞが、カウンセリングでだいぶ解決出来た気がします。
これは「近づくな」の禁止令を持つ人で、人付き合いが苦手だったり、せっかく親しくなったのに離れてしまうようなことを繰り返したり、本音で話さないとか、又逆に核心とは関係ないことをぺらぺらと喋り過ぎたりという人。

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こういった禁止令は幼少期に決断される(禁止令決断といいます)もので、主に親の態度や言葉などから無意識に受け取ったメッセージと考えられます。
①の「成功を感じるな」の禁止令は「そのくらいのことで喜んでるんじゃない」「このくらい出来て当たり前でしょう」というような親の元で育ち、褒められた感覚が無かったり、せっかく出来ても親が喜んでくれなかったりといった場合に持ちやすいものと言われます。

②の「近づくな」は乳児期といった人生のごく早期に決断される場合も考えられ、例えば親が忙しく常にバタバタしてる状態だったり、天ぷらを揚げていて危険なのであっちへ行っていなさいという場面が決断に結びつくなどということも。
親の真の意図とは無関係にごく小さな子供は「近寄ったら怒られる!」を強く思い込んでしまうということもあるということでしょう。或いはいじめや仲間はずれなどの経験から決断されることも。

誰にでもいくつかの禁止令はあるものです。
そんな自分が悪い、それを与えた親が悪いと決めつけられるようなものでは決してありません。
自分の生き辛さを感じた時、この禁止令に沿って考えながら自分と向き合うことで、そうか!と気がつき、楽になることもできますし、更にカウンセリングを利用して強く感じている問題を解決し、「今ここ」の自分によって新しい目標を再決断することが出来ます。

禁止令(マクニールによる分類)
◆生存に関する禁止令
・存在するな ・健康であるな ・信頼するな ・重要であるな ・正気であるな ・触れるな
◆人間関係に関する禁止令
・近づくな ・属するな ・愛着を感じるな ・子どもであるな ・欲しがるな
◆自己に関する禁止令
・おまえであるな ・おまえの性であるな ・離れるな ・見えるな ・するな(おまえの人生を生きるな)
◆能力に関する禁止令
・成功を感じるな ・成し遂げるな ・成長するな ・セクシーであるな ・考えるな
◆安全に関する禁止令
・楽しむな ・感謝するな ・感じるな ・くつろぐな ・幸せを感じるな

英訳された言葉であることはすぐ解るような言い回し(^^ゞ。
原語で勉強したほうが良いのだろうなーとは思います(してないけど)。
師匠の早川菜々先生は只今本家のアメリカでマクニール先生のワークショップを受講されています。いいな~。
なお、上記は私がここまでの講座で学んだ2017年版による項目です。

❏参考






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