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自分で考える (Manya52号より)

こんにちは。
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。

礒山久理ピアノ教室教室通信Manya52号より
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レッスン徒然考

3 自分で考える

ピアノに限らず、名教師と言われる人達に共通することの一つに「教え過ぎない」ことが挙げられるのではないでしょうか。
ピアノのレッスンで先生が教え過ぎると何が起こるでしょう?
『Aさんの演奏はB先生そっくり!!』
長いこと先生から一方的に教えられ、生徒は受け身の姿勢のまま言われることをきちんと出来るようにという意識のみで練習を重ね続けるとこんなことが起こってしまいます。AさんはB先生のコピー人間か!??
ピアノを弾くためには音楽の演奏に共通する「言語」を理解したり身につけたりしなければ演奏として成り立ちません。それがソルフェージュのレッスンであり、基礎を身につけるということです。「言語」を学ぶことでようやく自分の頭で考えるための材料が得られることになります。
その学び取った「言語」を使って演奏のさまざまな表現方法を考えることが出来ます。子供達のレッスンでは応用の段階に進むともいえます。
基礎は教えられ、トレーニングされて身につくものです。これはきちんと専門家が指導するべきものです。表現方法はある程度教師側からアイディアを提示されることで生徒も次第にその音楽に合った表現スタイルを身につけていく事が出来ます。が、音楽の表現は言ってみれば無限です。演奏者の数だけあり、自分ならではの感じ方を表現することにこそ演奏する喜び、楽しさがあります。

では、どのようにしてその人ならではの表現を身に着けていくことが出来るでしょう。
それはやはり小さいうちから常に自分で考える習慣をつけることです。そのために指導者は生徒に対し「この曲は好き?」「今の弾き方はどうだった?」「何故?どうして?」「どうしたらいいと思う?」「あなたはどう弾きたい?」「作曲家はどう考えた?」
などさまざまな問いかけをすることが必要です。3歳ちゃん達が持っている自発性、感性をそのままいい方向に伸ばしてあげたいです。答えを教えてしまうのは簡単ですが、考えるための手助けをするという姿勢で時間をかけてレッスンすることを大切にしたいです。

自分で考えられる頭と個性を育てるのは指導者の愛情と時間が必要です。
教え過ぎないこと。ご家庭でも是非考えてみて下さい。

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