礒山久理ピアノ教室

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発表会の選曲

こんにちは。
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。

ゴールデンウィーク明け、今週は小学生さん達が取り組む発表会の曲を決め終えることが大事な仕事。
発表会は7月29日(日)森のホール(小ホール)。

大人は年明けから決めており、子供たちも学年が上の子達は既に決まっています。
残る数名の小学生さん達については今週中に決め、幼稚園、保育園児さん達についてはさらにもう少し先。
曲をあげるタイミングについても悩みながら・・・。

さて、子供たちの選曲について柱として考えていることですが

・魅力ある作品を
生徒達には本物の優れた作品に触れて欲しいと考えています。
大人になっても心に残る曲、出会って良かったと思えるような曲。
嬉しいことに3年生くらいになると子供たちは自分で得た知識などから「ベートーヴェンがやりたい!」「モーツァルトがいい」などと言うようになる子もいます。彼らの刺激になるのはゲーム音楽だったり、学校の授業だったり、音楽好きの家族の影響だったりと知識の得方はさまざまですし、有名な作曲家の作品を弾くってカッコイイかもというようなぼんやりしたイメージだけだったりします。入り口はなんであれ、ベートーヴェンを身近に感じてくれるのは先生十分嬉しいです❤❤。そこから先へ繋いであげたいです。
なので、こういう場合は出来るだけ希望に添えるような方向で選曲します。

・少し高いレベルの曲に挑戦
時間をかけて一曲に取り組み、人前で弾く。ほんの少し背伸びをした曲にワクワクしながら取り組んでみよう。挑戦してみよう。
そんな気持ちを持って欲しいと願いながらいつもよりも少し難しい曲を選びます。
ポリフォニックな要素が多い曲だったりすると生徒によってはこちらの予想以上に難しく感じてしまう場合もあるのでそのあたりは注意ですが。

・生徒に合った曲
これはやはりとっても大切。
難易度は勿論ですが、抽象性の高い曲、指周りの器用さを要求される曲、よく歌う曲などの曲の特徴がその生徒に合っているかどうかを常に頭に置いて選びます。先に生徒の希望を聞いて「今回は静かな感じの曲がいい」などの話をよく聞き出すことや、2曲くらい提示し生徒自身に選ばせることなども大切にしています。自分が取り組む曲、というやる気につながるように。
今年はそんな視点の延長線から既存の曲と自作曲を組み合わせて弾く予定で準備している生徒もいます。楽しみです❤

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当教室の発表会はザ・ピアノ発表会。ド真ん中を行く内容で、ピアノ一本勝負!みたいなステージです。メニューはラーメンのみ、チャーハンは出さねえぞ、小麦繋がりで餃子まではいいか・・・・みたいな(笑)。
さまざまなスタイルの発表会があって良いと思いますが、ピアノ弾くぞ!の王道スタイルでこれからも行きたいと思っています。

うちの子は・・・・

こんにちは。
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。

さて、掲題「うちの子は・・・」
の次に続く言葉、皆さまはどんな言葉が続きますか?
うちの子は、のんびりしてる、泣き虫、がんばりや、落ち着きがない、優しい・・・・
いかがでしょう?

ピアノのレッスンで保護者の方々から耳にする言葉の大半は
あまり練習しない、練習してもすぐやめる、まだ幼いから出来ない、練習しないならやめなさい、無理・・・
結構多いかもしれないです、親御さんの側で「うちの子には無理」みたいな思い込み。
えーー!うちの子にそんな難しい曲は無理?!
えーーー!1時間もレッスンなんて無理!
いえいえ、そんな、クラスの伴奏に挑戦なんて無理!

ホントにそうでしょうか?

「無理」の言葉の裏を探ってみると実はさまざまな気持ちが含まれることも多いでしょう。
本当はもっとやれるはずという期待、親離れして欲しくない、赤ちゃんのままでいて欲しい、親の私がダメだから・・・
そのあたりを考えると子供への「無理」評価は実は親という立場ゆえの思い込みにも近いものだったりしないでしょうか?

      


我が子の力を冷静に見極めるというのは難しいことなのでしょう。
でも、子供は親の目から離れたところで親からは想像もつかない力をちゃんと発揮していることもあります。
えっ!!〇〇ちゃんはお母さんが思うよりももーーーーっとできていますよ!!
確かに練習量と気持ちは噛み合っていないけど、ピアノも音楽も実は好きだし、ちゃんと身についてる基礎力もありますよ!

ピアノのレッスンでは音楽家であり長く子供たちの指導に携わっている先生から見るとキラリと光るその子だけの音楽的な力、工夫し努力してピアノを続けていこうとする力などさまざまな良いところが見えてきます。

「練習あるのみ!」と自分で自分を叱咤激励する子。
ソルフェージュ力、歌うことなど親からは見えにくい総合的な音楽の力を身に付けて(うちの生徒達はみんなこの力をつけてさまざまな形で発揮してくれます)学校の伴奏で評価される子。
学校活動や自分の体力と照らし合わせながら練習計画を考え、こうやったら続けていけるかなと冷静に考えられる子。

親から見たらホントにホントに小さくて、そのくらいはやって当たり前と感じられることでも、ちょっと目を留め「そうか、ちゃんと考えてるんだね」「頑張ってるねー」「ピアノ、案外好きなんだね」などと認めることで子供達は安心し、自信をつけて進んでいけます。

うちの子は・・・・?

練習時間はどのくらい?

こんにちは。
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。

「どのくらい練習したらいいのでしょう?」
よくある質問です。
納得できるまでやったらいいよね、というのが私の自分に対する答えですが、それを生徒や保護者の方にそのまま伝えるだけなのもイマイチ不親切な返事というものですね(^^ゞ
というわけで、練習時間の目安のお話を。

◆飽きるまでやらない
まず目安にしたいのがこれ。
集中も無くなり飽きてだらだらとピアノにむかって反復練習しているのはむしろマイナス。
音楽的な表現に結びつく練習とは言えないです。

子供が飽きてイヤイヤやっているようなら親はさっさとピアノから離れさせる言葉をかけたほうが良いでしょう。
練習してたら弾けるようになってきた!嬉しい❤
この感覚を大切にしたいです。

大人の感覚としては自分の集中が切れそうだなあという一歩手前が切り替え時。
ミスが繰り返されたり、飽きたかもと感じられるそのタイミングで別な部分に移る、視点を変えた練習をする、違う曲の練習をする、休憩する、など切り替えたほうが良さそうです。
これでもか!と完璧を目指して疲労感満載で反復を継続するよりは、そこそこのところで切り替え、又同じ部分を後でさらう、次の日さらうなどしたほうが良く弾けていきそうです。

◆何分弾く?何時間弾く?

求めるレベルによって個人差がありますが・・
人の集中はせいぜい20分とも言われます。長いスパンで考えても90分まで。
20分程度でいったんピアノの前から離れて水を飲んだり、スマホをチェックしたり、ほんの5分程度の切り替え時間を作る。
それをワンセットとして何セットか続けるような意識で取り組んでみるのはいかがでしょうか。
小学生くらいから使える練習のタイムマネージメントかと思います。

大人の場合長い休憩をとってしまうとピアノに戻るための意識の切り替えが必要になってしまい音楽への集中が途切れてしまうので、その日のトータルな練習時間を予め予定した中で小さな切り替えを上手に組み込むようにしたらいいでしょう。
私の場合、2時間位弾いた後買い物に出てから又弾こう~♪とすると帰宅後のピアノスイッチが上手く入らない感じになってしまい、結局はいまひとつクオリティの低い残念な練習になったりします(¯―¯٥)。
4時間まとまって時間が取れるなら4時間、レッスン室を中心に弾き篭ったほうがいい感じです。

3歳4歳ちゃんくらい
なら5分でもいいと思います。
それを一日何度か。
次第に10分、15分位まで持続できるように。
幼児の場合時間感覚は持てないので「1回弾こうね!」と回数を示したり、ご飯の前に弾いてみようね、というよな練習のタイミングへの工夫が必要です。

コンクールや受験を目指すような方の練習で、乗っている時は何時間でも平気でぶっ続け、みたいな方もいるでしょう。
トータルで一日8時間くらい、要するに一日中弾いている場合でも、次の日に疲れを残さない感覚、集中が途切れていないかを見失わないのは大切と思います。

            

最近の私(57歳)の練習は、時間が取れるときでもせいぜい一日4時間から5時間程度です。
それ以上は頭も身体も疲れて集中が落ちるようなので、止めています。だらだらし始めちゃう感じで、あーだめだ~~止めよう、と。
まとまって時間をとるのも必要ですが、忙しくても一日1時間、2時間程度の練習時間を確保して毎日弾くほうが手の調子も頭の働き具合も良く、練習が進むのが実感です。

いい練習を重ねると弾けるようになる。
ある段階までは結果に結びつきやすいのがピアノです。
質の良い練習時間を!

才能を伸ばす・・雑感

こんにちは。
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。
誰にでもあると言えばあるし、砂浜に埋もれた一粒ほどの稀な力とも言える「才能」。
いずれにせよ努力し続けられる力が即ち同義。
そういう意味では安易に「才能」という言葉は使いたくないです。

街のお教室として続けている私のピアノのレッスンですが、何年かに一人くらの感じで、あーこの子はちょっと特別なもの、才能と言えるものを持っているなと感じさせる子達に出会います。



全ての子達と同じように、でもこの子特有の優れた力を伸ばすにはどうしたら良いのかと考えます。
ベストとはいかずともせめてベターであって欲しいと悩みながら、少し先までの方針を考えつつレッスンを続けます。
その魅力をつぶしてしまわないようにと注意深く。でも恐れずに。

そういったちょっと特別な力がありそうな子達特有の繊細さ、大人っぽさ、吸収力の大きさ、集中力、努力を続ける力、物事の本質を捉える鋭い目などなどはこちらにとっても刺激的です。
その鋭い音感や感受性、表現力をもつ子供達とピアノに向かうのは本当に楽しいです。

でも同時にそういった子達は年齢に無関係とも言えるほどある部分は早い成長で日々過ごしていきますから、学校との相性がいいとはいえず、悩むところです。
平たく言ってしまうと普通の学校にいたら浮くだろうなあ・・と。
先生がみんなに伝わるように話すことの更に何歩も先がもう見えちゃっているのですから。

アメリカなどではGiftedギフテッドと言う捉え方で、数学などに卓越した力を見せる子供達に例えば飛び級などのようなギフテッド教育が進んでいるようです。
ある部分の能力を伸ばす、人格の成長を促す、社会性を身につけるなど、多面的に考えるとギフテッド教育については難しいことが沢山あるとは思いますが、とりあえずなにせまだまだ横並びが当たり前の日本の現実。
一粒の才能を伸ばすよりも子供の貧困問題をどうにかしなくちゃ、いじめをなくさなきゃ・・確かに問題てんこ盛り。
あ・・?じゃあこの一粒をどうやって磨いてあげるかは?
一粒の個性を大切に磨けない社会はみんなにとっても窮屈ではないかしらと思いますが・・・。

私は私、あなたはあなた。
一人一人がOKである、そんな受け止め方、伸ばし方がもっと学校やさまざまな場で広まらないかなと思います。
ざっくり雑感まで。

作曲してみよう

こんにちは。
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。

メロディがなんとなく頭に浮かぶ事、ありませんか?
何の曲というわけでもなく、自分の今の気分を独り言みたいに声に乗せてみたらメロディになったかも、くらいの。

小6君が
「なんか、学校で音楽の時間にふっと頭に浮かんで、そしたらどんどん流れてきて・・こんな曲。覚えて弾けるよ。」
と弾いてくれました。自分で作ったメロディです。
ひとつのモチーフを繰り返し変化させていく形になっていて、それなりにまとまった形になっています。
すごいねーー!!!
それ、楽譜にしてみよう!

というわけでやる気まんまんの彼の作曲入門レッスンを始めました。
まずは前述のオリジナルメロディを楽譜にしながら、少しアドバイスを加え8小節に2小節のコーダがついた曲が出来ました。
「すっげー面白い!」
と小6君。

ほほお・・・さて次はどうする?



じゃあ今度は別の曲をつくってみようということに。

私の意図としてはまずは彼の頭の中にあるもやっとした音を具体的な形のある音楽にすることを優先。
必要な理論も少しずつ伝えたいですが、この生徒の独自で自由な発想を少しでも引き出して音楽の形にしてあげられたらというのが一番です。
自分の頭の中に混沌とあるなにものかが音楽になり、譜面になり、ピアノで弾けるなんてものすごくワクワクしますよね。


さて、第2作にとりかかるべく話をしながら、まずはメロディを作る前に浮かんできたらしいリズムを譜面にすることに。
条件は8小節でまとめること。

ちゃんと一人でリズム譜を書いてくれました。
シンコペーションも入ってなかなかいい感じです。

うーむ、次、どうしようかな・・。
簡単なコード進行の話をし、2つのパターンを提示して好きな方を選んでもらいました。
この和声進行に合うように先に作ったリズムを使ってメロディーを作っていくことに。

まずは和音の中にある音を優先して使ってみようという条件を提示。
「ソから始めるんだ。」
夏をイメージして作りたいらしく、明るい始まりを意図してソが浮かんだようです。
いいぞっ!
作り始めは少し悩んだようですが、スイッチが入るとメロディが続けて浮かんで、ピアノで和音と共に音を出しながら譜面を書いていけました。

私の役目は簡単。
『わあ、いいねー。スゴイスゴイ!そうそう。
ここが一番高い音で、もりあがったね。
うんうん、その音の使い方すごく素敵!次まで続けて行こう!
おっ!最後まで行けそうだねー。
そうそう最後はドでいいよね。』
なんて言ってるだけです。
入ったスイッチが切れないようにすることと、音楽的な方向を少し示してあげるだけ。
なんかすっげー楽な仕事です(笑)。

このレッスン、この生徒の興味が続く間はできるだけ続けて行きたいと思っています。
今のところ1時間のレッスン時間内で必ずソルフェ-ジュの課題を最初に行い、その後は
「どうしよう?弾く?それとも曲作るのやってみる?」
という具合にその日のレッスン時間の使い方を生徒と話し合います。
バレエクラスでオリジナル曲を弾いたスキルが多少ありますが、生徒に伝えるとなると私もコード進行のことなど又改めて勉強。
生徒がもっと本格的に勉強したくなったらちゃんとした作曲の先生を紹介します。
楽しいね♪

自分で考える (Manya52号より)

こんにちは。
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。

礒山久理ピアノ教室教室通信Manya52号より
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レッスン徒然考

3 自分で考える

ピアノに限らず、名教師と言われる人達に共通することの一つに「教え過ぎない」ことが挙げられるのではないでしょうか。
ピアノのレッスンで先生が教え過ぎると何が起こるでしょう?
『Aさんの演奏はB先生そっくり!!』
長いこと先生から一方的に教えられ、生徒は受け身の姿勢のまま言われることをきちんと出来るようにという意識のみで練習を重ね続けるとこんなことが起こってしまいます。AさんはB先生のコピー人間か!??
ピアノを弾くためには音楽の演奏に共通する「言語」を理解したり身につけたりしなければ演奏として成り立ちません。それがソルフェージュのレッスンであり、基礎を身につけるということです。「言語」を学ぶことでようやく自分の頭で考えるための材料が得られることになります。
その学び取った「言語」を使って演奏のさまざまな表現方法を考えることが出来ます。子供達のレッスンでは応用の段階に進むともいえます。
基礎は教えられ、トレーニングされて身につくものです。これはきちんと専門家が指導するべきものです。表現方法はある程度教師側からアイディアを提示されることで生徒も次第にその音楽に合った表現スタイルを身につけていく事が出来ます。が、音楽の表現は言ってみれば無限です。演奏者の数だけあり、自分ならではの感じ方を表現することにこそ演奏する喜び、楽しさがあります。

では、どのようにしてその人ならではの表現を身に着けていくことが出来るでしょう。
それはやはり小さいうちから常に自分で考える習慣をつけることです。そのために指導者は生徒に対し「この曲は好き?」「今の弾き方はどうだった?」「何故?どうして?」「どうしたらいいと思う?」「あなたはどう弾きたい?」「作曲家はどう考えた?」
などさまざまな問いかけをすることが必要です。3歳ちゃん達が持っている自発性、感性をそのままいい方向に伸ばしてあげたいです。答えを教えてしまうのは簡単ですが、考えるための手助けをするという姿勢で時間をかけてレッスンすることを大切にしたいです。

自分で考えられる頭と個性を育てるのは指導者の愛情と時間が必要です。
教え過ぎないこと。ご家庭でも是非考えてみて下さい。