礒山久理ピアノ教室

松戸駅東口。レベルアップする丁寧なレッスン。レッスンのお申込み、演奏依頼はメールフォームをご利用下さい♪

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

ピアノ・レッスンで受ける心の傷

0   0

とってもデリケードな話ですね、これ。
熱心なピアノの先生が生徒に向けて、上達して欲しい一心で掛ける言葉。それが生徒にとっては時に人格を否定されたような感覚になってしまうこともあるということ。

これは私を含め個人レッスンという密な人間関係の中では事の大小を問わずいつでも起こりうることです。
ただ、先生の側が指導者としてプロ意識を高く持つことで避けられる場面もあります。
そこに意識を向けられるようでありたいもの。

fc2blog_2017030810320591d.jpg


例えばこんな場面・・・・
◆なんで弾けないの?
この一言、ピアノの先生はつい言ってしまいがちな一言ではないでしょうか。指導についてよく勉強されている若い先生方はこんなこと言わないでしょうか。いかがでしょう?
特に深く考えず、なんでこんな簡単なのが弾けないかなあ~くらいの気持ちでさらっと出てしまう一言。
が、これは一生懸命に弾く生徒の側にしたら「そんなこと言ったって!!」だし、「頑張ってるのに・・・・💧」
この一言については、ま、アレですよね(笑)。生徒はわからない、弾けないからこそレッスンに来ているのだから、そこをちゃんと弾けるように指導するのがプロの先生でしょ、ということですよね。

◆手が小さいからあなたにはピアノは無理ね
って子供の頃に言われました、だから無理なのかと💧・・・・という話は大人の生徒さんなどからよく聞いた気がします。
バレエの世界ではプロになるためには身長制限などありますから潔く諦めなければならない場面もあるようです。でもプロでなくともバレエを楽しむことはいくらでも可能でしょう。ましてピアノは工夫次第でいくらでも楽しめる懐の深い楽器です。指一本でぽんぽんぽんと美しい音を楽しむことだって出来ます。
私の小学校の同級生で怪我で親指を失った女の子がいましたが、音楽が大好きでとても上手にピアノを弾いていました。昭和40年代の小学生ひろこちゃんです♪
手が小さいことをどうとらえるか、小さい手の人に音の綺麗な人も多くいますし、小さくて肉厚で温かみのある深い音を出す人、小さいけれどよく広がって音を掴める人、などプラスにつなげる面を提示してあげることもできます。
音楽を好きになってもらうための伝道師のような役目がピアノの先生にあるとしたら、どんなハンディがあってもでもやりたいと思う人の可能性をシャットアウトせず、方法を提示したり、一緒に悩んだりしていきたい、そんな姿勢を持ちたいもの。ま、一般的なコミュニケーションとしても個人的な肉体条件への言葉には気をつけたいものです。

以上二例、ざっくりと思いつくところをあげましたが、ピアノ教師の発する言葉で音楽を嫌いになって欲しくない、そして人格を傷つけられたような思いをさせてはいけない・・。
勿論、レッスンは音楽を共有する場ですから、深い感情を伴う表現を求めるところから発する言葉は時にどこか非日常的なニュアンスを含む場合もあるかもしれません。音楽家特有の気難しさをもつ先生も多く、音楽的な魅力と人としての気難しさという言わば矛盾のようなものはレベルの高いレッスンを希望する生徒からすると避けられない部分であるかもしれません。

ただ、特に子供達と接する指導者としては成長途中段階であることを意識した心理面への配慮は必要です。ピアノの先生は音楽面の勉強だけでなく、心理や発達といった情報を積極的に得ることも大切でしょう。
自戒を込めて思うものです。

関連記事

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://hisaripiano.blog.fc2.com/tb.php/321-65274586
該当の記事は見つかりませんでした。